実験で確認。ブルーライトカット眼鏡は睡眠の質向上に効果あり。

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「夜、寝る前にスマホの画面を見ないほうがいい。」

「スマホの画面から出るブルーライトが睡眠を妨げる。」

こんなフレーズをテレビやネットで見たり聞いたりしたことはありませんか?

今回、オムロンヘルスケアと、アイウェアショップ「JINS」を運営するジェイアイエヌが共同でブルーライトカット眼鏡と睡眠の関係を実験しました。

ブルーライトカット眼鏡を付けると快眠できる

オムロンは「ねむり時計」と呼ばれる、睡眠の質や時間を測定する時計を発売しています。これは、時計にセンサーが組み込まれていて、寝返りなどの体の動きを測定して睡眠の質や長さをはかることができます。このねむり時計を使って、ブルーライト眼鏡をかけた時と、かけていない時の睡眠の状態を測定しました。

実験は眠るまでの2時間の間に、30分間スマホを操作してから眠りにつくという方法で行われました。期間はブルーライトカット眼鏡を付けて2週間、着けないで2週間です。

寝つきにかかる時間が約10~18%短縮

結果は、ブルーライトカット眼鏡をかけていた場合、そうでない場合に比べて寝付きにかかる時間が10%短縮されました。また、睡眠に悩みがある人に限っては18%短縮されていることがわかりました。

アンケート結果では「寝る前にリラックスできるようになった」「寝つきがスムーズになった」など、眠りに何らかの良い変化が見られたと回答した人が全体の約90%となったそうです。

この実験の他にもJINSは慶應義塾大学と合同で、眠りを誘うホルモン「メラトニン」の分泌量を測定する実験を行っています。この実験ではブルーライトカット眼鏡をかけた場合の方がメラトニンが多く分泌されていることがわかり、ブルーライトをカットすることがよい睡眠につながることが確かめられいます。

最近眠りが浅い、よく眠れないという方は、寝る前にスマホを見ていたりしていませんか?できれば見ないほうがいいですが、どうしても見たいという方は、ブルーライトカット眼鏡をかけてみるのもいいかもしれません。

ブルーライトカット眼鏡はJINSの店頭や公式サイトで購入できます。

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